富山祥瑞の大福帳(読書ブログ)
「大福帳」とは,江戸時代に商屋で使われた金銭出納帳で,現在の簿記のように勘定項目を分けずに取引の順に書き連ねた経営活動の記録。
この発想に倣い,ジャンルを問わず読んだ書籍の記録を順次残していく知的生産活動の日記としていきたい。

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90:『無印良品の理由(2008初夏)』 12:57
無印良品の理由(表紙B6判(12.8×18.2センチ)で角背の仕様

無印良品(p.8-9)
前回で話題にした大学案内ですが,これらが無料化(数年前まで,私立大学は願書とセットし1000円程度で書店で販売されていたんですが・・・)の趨勢に対し,近年,優れたカタログは有料化を辿っています。

この『無印良品の理由(わけ)』も,その一つ。カタログというより,コンセプトブックです。
商品化の「こだわり」(コンセプト)を,美しい写真とともに,使う人の立場で解説してくれています。セレクト商品の掲載ですので,分厚い商品カタログを読むみたいには疲れません。
DMで案内は貰っていたのですが,改めて無印良品の店頭で見つけ購入しました。家具・家電・文房具・衣類・食品など50品がセレクトされています。

私は,文房具なかでも什器類(下の[続きを読む]参照)は,無印良品です。鉄製のゴツイのに対し,重厚感が無いのが逆に魅力です。木製品の持つ愛着とは,また違うテイストです。
プラスチック製品は,無印良品が本格的に登場する前までは,なんだかんだ言っても永らく「代用品」の域から出にくかった素材の位置づけでした。本当は「木」にしたいんだけど「プラスチック」で我慢する,という具合(「高級感のある木目調」なんて表現のプラスチック製って,ありますよね)。
無印良品がズバッと行ったのが「素材の適材適所」の考えではなかったかな,と思います。

随分と是正はされてきたとは思うのですが,ハウスメーカーの「レンガ風外壁材」や,一眼レフカメラの「金属製ボディ風プラスチック」等を見るにつけ「工業製品らしい外壁を主張してくれないかな」とか「プラスチックを主張したボディに」と思ってしまうのは,私だけ!?

そんな理由から,私はプラスチックやアルミニウムの素材感を活かした無印良品の商品が好きなのです。もちろん,手頃な価格は前提です。


『無印良品の理由(2008初夏)』(無印良品,2008年)300円
[追伸]
研究室(無印の什器私の無印良品の使用状況(いずれもポリプロピレン製)。
引出(手前上段「深型2仕切」)(手前中段および奥下段「浅型2仕切」)(手前下段「浅型A4」=上写真は掲載頁),ファイルボックス(奥上段)。但し,引出しの上に直接ファイルボックスを乗せるには上部が弱いので,写真のように天板として8ミリ厚ベニア板(DIYの市販品で裁断してもらった)を乗せています。




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